ベジタリアンやビーガンは薄毛にならない?

まことしやかに語られるベジタリアンハゲない説

ベジタリアンはハゲない? ベジタリアン(菜食主義)は体に良いとして取り入れている方が増え、近年では「ビーガン」なるものも普及し始めています。

日本においてはこのビーガンはベジタリアンと同義と見られる場合が多いものの、本来はこの2つには明確な違いがあります。

その違いとは…

○ベジタリアン

  • ■肉は食べない
  • ■乳製品や卵は摂取し、魚介類の摂取は人によって異なる

○ビーガン

  • ■肉、魚、卵、乳製品に至るまで動物性のものは一切食べない

これらベジタリアンやビーガンは国によっては宗教的な意味合いがある場合があるものの、日本においては「体に良い」という理由から取り入れられる場合が多く、「ベジタリアンで薄毛解消」といった話も見聞きします。

しかし肉を食べないベジタリアンが本当に体に良いのかは賛否分かれるところで、それは髪の毛への影響についても同様なので、ここでは私なりの主観や客観的、医学的な観点からベジタリアンやビーガンが髪の毛にどういった影響を与えるのか見ていきたいと思います。

ベジタリアンは本当に髪や健康に良いのか?

ベジタリアンやビーガンに宗教的な意味合いが少ない日本において、彼らの言い分は「肉は体に悪い」というものが多くなります。

確かに野菜をどれだけ多く摂取しても体に悪影響を及ぼす事は少ない一方で、肉を多く摂れば脂質の過剰摂取やや腸内環境の悪化など悪影響も考えられ、「どちらが体に良いか?」と問われれば“野菜”となるのは間違いありません。

だからといって「野菜=善」「肉=悪」と決め付けるのはあまりにも稚拙かつ極端な考えで、実際私の身の回りにいる数人のベジタリアンは偏見が強い傾向にあります。

そして一部ではベジタリアンはハゲない、薄毛が改善するといった記述も目にしますが、これはどの程度信憑性があるのでしょうか?

髪の毛の主成分は「ケラチン」というたんぱく質で、このケラチンを構成しているのは18種のアミノ酸で、髪の成長には他にも亜鉛やビタミンB郡などが必要になります。

これら髪の毛の成長に必要な栄養素は亜鉛なら牡蠣や牛肉などに多く含まれ、たんぱく質やビタミンB郡も動物性のものには豊富に含まれる一方、これらを植物性のもので補おうとすると相当苦労する事になります。

魚介類や乳製品、卵をOKとするベジタリアンであれば大きな問題はないものの、これらも排除するビーガンは多量のサプリメントを服用しない限り栄養バランスは大きく崩れる傾向にあり、髪の毛はもちろん健康にも悪影響の方が多くなります。

野菜は大量に摂取しても体に悪影響が少ないので「体に良い」と感じている方も多く、確かにそれは間違いではないものの、野菜だけでは補えない重要な栄養素も多く存在する事を忘れてはなりません。

■野菜は体に良いものの、これだけでは補えない栄養が多くある

ベジタリアンはハゲない、薄毛が治るはウソ?

結論から言うと「ベジタリアンだからハゲない」というのは完全な間違いで、「ベジタリアンになれば薄毛が改善する」に関してはケースバイケースといったところでしょうか。

薄毛にせよ健康にせよ重要なのは“栄養バランス”で、そのバランスがしっかり保たれているのであれば菜食主義であろうと肉好きであろうと食生活に起因した大きな問題は生まれず、逆にそのバランスが崩れているのであれば一見健康そうなベジタリアンでも様々な問題が生じます。

肉ばかり食べている人間がハゲやすいのはビタミンの不足や頭皮環境の悪化から間違いないと思われるものの、乳製品や卵、魚介類まで排するビーガンも動物性たんぱく質やミネラル、ビタミンBの不足によりハゲやすいのはもちろん体にも大きな悪影響があるでしょう。

一方、今現在肉など動物性のものばかり食べているのであれば野菜もしっかり摂取する事で、野菜ばかり食べている方であれば動物性たんぱく質を効果的に摂り入れる事で薄毛の改善が期待できます。

肉はもちろん魚も乳製品も卵でさえも食べないビーガンはハゲやすく肌にも健康にも悪影響があるのは言うまでもありません。

髪や健康のために「肉や野菜どちらが悪でどちらが善か」と決め付ける事は愚の骨頂で、どちらも効果的に取り入れ栄養バランスを整える事こそが薄毛の改善や健康に繋がる事を忘れないで下さい。


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