女性の育毛関連市場は男性に匹敵する

女性の育毛関連市場は急激に伸びている

かつては男性だけのものと思われていた薄毛。しかし近年は薄毛や抜け毛を気にする女性が非常に多くなり、これは女性の育毛関連市場の伸びでも裏付けされています。

「育毛剤なんて男性だけのもの」と思っている方は多いと思いますが、実際は男性の育毛剤市場は縮小する傾向にあるのに対し、女性の育毛剤市場は右肩上がりで成長しているのです。

裏を返せばそれだけ女性は髪の毛の悩みを抱えている証拠。そう、いまや薄毛は男女共通の問題なのです。

「女なのにハゲてる…」と悩んでいるあなた。それはあなただけの問題ではなく世の女性共通の悩み。育毛関連市場のデータからそれを感じ取り、悩み改善に役立ててほしいと感じます。

女性用スカルプケア市場の動向

ある調査では男性の育毛剤市場は、平成16年(2004年)の時点で298億円だったものが平成28年(2016年)には177億円に縮小している一方、女性の育毛剤市場は平成16年には60億円しかなかったものが2016年には185億円と10年で3倍の伸びを示しています。

女性の育毛剤市場の推移2018年版

男女別の動向を見るとより分かりやすい。

男性用を超す女性用育毛剤市場2018年版

世の中を見渡してもハゲの中心は男性なのは間違いありません。男性と違い「うわ~、思いっきりハゲてる…」と感じる女性というのは極めて稀ですからね。

にもかかわらず、なぜ女性の育毛剤はこんなにも伸びているのでしょう?

女性のスカルプケア市場が伸びている理由

世の中ではいまだ「薄毛やハゲは男性のもの」という認識が強いものの、現実には多くの女性がこれらの問題に悩んでおり、特に中高年の女性を中心に薄毛や抜け毛の悩みは男性に匹敵しています。

多くの女性が薄毛を気にしている

明らかな“ハゲ”は男性の方がはるかに多いのに、薄毛や抜け毛を気にしている割合は女性のほうが多い。ちょっと不思議ですよね。

こういった現象が起きる理由として考えられるのはどういったことか考えてみましょう。

女性は髪の毛の状態に敏感

男性に比べ女性は髪の毛にこだわる傾向にあります。自分らしさのアピールやオシャレをする上で髪形は絶対に欠かせないからです。かつては「髪は女の命」とまで言われていましたしね。

また、ツヤやコシがある美しい髪の毛というのは若さの象徴という点も見逃せない。ツヤがなくなりバサバサの髪というのは、それだけで5歳も10歳も老けて見えるのは言うまでもない。

女性らしい美しさや可愛さ、アンチエイジングを目指すうえで髪の毛というのは極めて重要な要素であり、それが薄くなってしまった時のショックは計り知れません。実際私も薄くなりつつある髪の毛を見て衝撃を受けました。

それを改善させたいと考えるのは当然の流れですよね。

ハゲたらスキンヘッドや坊主でお茶を濁すことができる男どもとは事情が違うのも大きな要因か。

女性の薄毛は目立たないだけで数自体は多い

ハゲ…といえば、波平さんのツルツル頭やバーコードヘアを真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか?

男性の薄毛のほとんどはホルモンが影響する男性型脱毛症(AGA)と呼ばれるもので、頭頂部や生え際のみが薄くなり、最終的には側頭部と後頭部のみを残してツルツルになるのが特徴。

一方、女性の薄毛は男性のように生え際や頭頂部のみがツルツルになることはほとんどなく、全体的に薄くなるびまん性脱毛症と呼ばれるもの。男性に比べ目立ちにくいものの、それがゆえに潜在的な人数は相当多いと考えられます。

実際、女性の3割ほどは脱毛が進んでいると感じているとの調査も。そして薄毛に悩む男性の割合も3割ほどとされます。つまり男女問わず3割の人は髪の毛に不安や悩みを抱えているのです。

そう考えると、女性の育毛剤市場が伸び続けているのも納得できますよね。そして高齢化や女性の社会進出が進む現在、その傾向は続くと考えられているのです。

薄毛男性が至る諦めの境地

今一度上図「薄毛・抜け毛が気になる男女の割合」を見てみてください。女性が右肩上がりなのに対し、男性は30代からほぼ横ばいに推移し、40代や60代ではむしろ減っているのが確認できると思います。

AGAは年を取ればとるほど発症率が高くなるのに、気にしている人の割合はほぼ横ばい…ここから読み取れるのは「諦め」ではないでしょうか。

男性の薄毛の大半を占めるAGAは男性ホルモンや遺伝の影響が強いこともあり、プロペシアなどの発毛剤をもってしても完全にくい止めることはできません。結局は徐々に進行してしまうのです。

ある程度まで進行すると諦めの境地に至り、ハゲが目立たない坊主にしてフィニッシュ。そうなればもはや薄毛や抜け毛を気にする必要はない…このデータからはそういった背景が読み取れます。

一方、女性の薄毛は生活習慣や食生活の改善である程度の回復が見込まれますし、髪に対するこだわりも強い。しかも坊主やスキンヘッドにするわけにもいかない…だからこそ女性が薄毛や抜け毛を気にする割合が男性のそれを逆転する現象が起きると推測されます。

女性も諦めてしまえば楽なんでしょうけど…それは女の終了を意味しますよね。どんなにメイクやオシャレに気を使っても、髪の毛が薄ければ台無し。だからこそ女性は髪の毛にこだわるのでしょう。


昔から「髪は女の命」と言われるくらい女性にとって髪の毛は美しさの象徴でもあり、男性以上に薄毛や抜け毛に敏感になるのは当然と言えます。

そんな女性の間に食生活や生活習慣の変化、社会進出などによって薄毛が急激に広がっているのですから、女性の育毛剤市場が大きく伸びているのも頷けます。

また女性の薄毛の場合、遺伝や体質による要素の強い男性の薄毛とは原因のメカニズムが異なり、しっかりと対処やケアをすれば改善する可能性が高いというのもポイントで、これが女性の毛髪・頭皮ケアへの意識を強めている理由とも考えられます。

市場を牽引する女性の毛髪への意識

女性向けの毛髪関連分野で伸びているのは育毛剤だけに限った事ではありません。

2017年までのヘアケア市場の推移

2014年までヘアケア市場は徐々にではありますが右肩上がりで推移しており、その後は横ばいが続いていますが、男性用のヘアケア商品が市場を縮小させる中、これを支えているのが女性のヘアケア分野です。

例えばかつらやウィッグの市場も男性向けは縮小傾向にあるものの、中高年の女性を中心に女性用かつらの需要は高まっており、アートネイチャーやアデランスといった大手の毛髪メーカーも女性用に力を入れている状況です。

シャンプーやヘアケア剤もやはり40~50代の女性を中心に頭皮などのエイジングケアが広がっており、これが市場を牽引しています。

つまり何が言いたいかというと、私達のような薄毛に悩む女性はいまや少数派ではなく非常に多くの方が同じ悩みを抱えているので、「なんで私だけ…」なんて悲観する必要はないということ

多くの女性が薄毛に悩むがゆえに様々な素晴らしい商品が相次いで市場に投入されています。これらは必ずや私達の薄毛を改善し女性としての美しさを取り戻させてくれるでしょう。

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