キャピキシルは女性にも効果があるのか?

まつげ美容液としても有名なキャピキシル

キャピキシルは女性にも効く?

近年育毛剤市場においてキャピキシルが注目を集めていますが、まつげ美容液の成分としてこの名前に聞き覚えがある女性も多います。育毛分野においては「ミノキシジルの3倍の効果」なんて言われおり、女性にも効果があるか気になるところ。

というのも、女性はプロペシアやザガーロといった男性に人気の発毛剤を使えないなど一定の制限があり、ミノキシジルの3倍の育毛効果があるキャピキシルを使用できれば薄毛改善の大きな助けになるはず。

ただ、キャピキシルが配合されている女性用育毛剤は見当たらず、男性が使用するものばかり。育毛剤としてのキャピキシルは女性に対して効果があるのか? そもそも使えるのかどうかなどを詳しく見ていきます。

キャピキシルとは

そもそもキャピキシルとはどういったものなのでしょうか?

キャピキシルは「アカツメクサ」という花のエキスと「アセチルテトラペプチド-3」を合成したものとなっています。

それぞれを見ていくと…

■アカツメクサ花エキス

アカツメクサはトップの画像のもので、実はその辺の原っぱにも自生している非常に身近な植物です。

この花から抽出されるエキスには「ビオカニンA」という成分が含まれており、これはプロペシアなどと同様に5αリダクターゼという酵素の働きを阻害し薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制します。

また、ビオカニンAは大豆に含まれるイソフラボンの一種ですので、大豆イソフラボン同様女性ホルモンに似た働きをします。

■アセチルテトラペプチド-3

アセチルテトラペプチド-3は強い細胞修復能力を有しており髪の毛のもととなる毛母細胞や毛乳頭細胞を活性化します。

抗炎症作用にも優れ頭皮の環境改善に寄与します

キャピキシルの効果は?

アカツメクサ花エキスとアセチルテトラペプチド-3の合成物であるキャピキシルの育毛効果とはどの程度のものなのでしょうか?

「キャピキシルにはミノキシジルの3倍の育毛効果がある」というのは育毛を目指す男性の間では有名。しかし何をもって3倍と言っているのか?

これはキャピキシルの開発元であるカナダのルーカスマイヤーコスメティック社が行った研究によるもので、その中の試験において培養細胞を用いたもので下図のような結果が出ているからです。

キャピキシルの効果

これはミノキシジルを使用した場合52%の育毛効果があったのに対し、キャピキシルは156%の効果があったことを示しており、これが3倍の育毛効果と呼ばれる根拠になっています。

ただ、実際はこれ以外にも様々な実験や試験を行っており、抜け毛予防や育毛において大きな効果を示してはいるものの、さすがに3倍は言い過ぎ。上図データが独り歩きしている感は否めません。

しかしキャピキシルはまつげを長く太く成長させるまつげ美容液にも使用されているように毛を成長させる力は本物で、それが認められたからこそ育毛剤で使用されるようになったのです。

■ミノキシジルの3倍の効果があるというのはさすがに言い過ぎ
■まつげ美容液から転用されたように育毛効果は本物

キャピキシルは女性にも使える

キャピキシルに優れた育毛効果があっても使えなければ意味はなく、そういう面でも女性がキャピキシルを使用できるのかどうかは非常に気になるところですよね。

この点は女性がメインターゲットであるまつげ美容液にも使用されるものですから、女性の使用もまったく問題ありません

女性が使えないプロペシアと同様に5αリダクターゼの阻害によるDHT生成の抑制という作用があるものの、これはノコギリヤシ同様問題にならないレベル。

近年の女性の薄毛は男性同様DHTが原因となっている場合が多いので、キャピキシルを使用すればその生成を抑えられますし、プロペシアほど強力な効果はないため胎児に問題が出るようなこともありません。

むしろキャピキシルは女性ホルモンに近い働きをするイソフラボンの一種なので、実は女性にこそ使って欲しい成分といえます。

というのも、女性の薄毛の原因の多くはホルモンバランスが乱れ女性ホルモンが減ってしまい、相対的に男性ホルモンであるDHTが増えることによるものなので、それを補えるキャピキシルは有用と考えられるからです。

キャピキシルを配合した女性用育毛剤はない?

キャピキシルは女性にもしっかりとした育毛効果があり、アカツメクサのエキスがイソフラボンであることを考えればむしろ女性こそが使うべき成分といえるのですが、女性用の育毛剤でキャピキシルを配合したものってあまり耳にしません。

実際マイナチュレやベルタ育毛剤のように「女性用」と銘打っている育毛剤にキャピキシルを配合したものはないのです。

一方で男性に向けた育毛剤にはキャピキシルを配合したものがいくつも存在している…これってなぜなのでしょうか?

この最たる理由は価格と思われます。

キャピキシルは高価な成分で、男性は薄毛に対する意識が高い…といえば聞こえはいいですが、恋愛など様々なシーンにおいて死活問題となりうる男性は薄毛治療に多くのお金を投入する傾向にあり、高価なキャピキシル育毛剤でもバンバン売れるから。

一方、女性は様々な面において現実的で費用対効果も重視するため女性用育毛剤も低価格に抑える傾向にあり、高価なキャピキシル育毛剤は売れないという見方が強いと見られます。

■キャピキシル育毛剤は男性用ではない

ただ、複数あるキャピキシルを配合した育毛剤は、「男性に人気」であって「男性用ではない」というのをご存知ですか?

実は育毛剤というのは成分的に男性用も女性用も大差はなく、女性用と銘打っているマイナチュレやベルタ育毛剤も例外ではありません。

あくまでも販売する側がどこにターゲットを絞るかという話。

それを知っている賢いユーザーは男性であっても安くて効果の大きいマイナチュレを使用したり、逆に女性がイクオスのような育毛サプリメントが付いてコストパフォーマンスが高い育毛剤を使用したりしています。

そもそも男性に人気のキャピキシル育毛剤はあくまでも「男女兼用」であり、キャピキシルを用いて女性専用を銘打つ育毛剤がないだけ。実際それを知っている多くの女性が男女兼用のキャピキシル育毛剤を使用しています。

とはいえ、やはりネックは価格なんですよね。

キャピキシル育毛剤の価格

今現在キャピキシルを使用した男女兼用の育毛剤は主要なところで5つあり、お得な定期コースでの価格は以下のようになっています。

商品名 内容量 使用期間 価格
バイタルウェーブ 60ml 1ヶ月 8,200円(税込)
フィンジア 50ml 1ヶ月 9,980円(税込)
ザスカルプ5.0C 80ml 1ヶ月 10,000円(税込)
ボストン 60ml 1ヶ月 13,824円(税込)
Deeper3D 60ml 1ヶ月 14,100円(税込)
(2017年2月現在)  

高いんですよね…

もっとも安いバイタルウェーブでも8,200円、もっとも高価なものでは1本14,000円前後ですから気軽に試せる価格ではないですよね。

女性に人気のマイナチュレベルタ育毛剤が5,000円以下、育毛サプリメントが付くイクオスでも7,500円くらいで使えることを考えればちょっと厳しいというのが本音だと思います。

効果は望めるが高い…これがキャピキシル育毛剤への率直な感想になります。

女性にとってキャピキシルは使う価値あり?

女性ホルモンを補いつつ薄毛の原因となるDHTの生成を抑制するキャピキシル配合育毛剤は、価格面を考慮しなければ使って欲しいと感じるものになっています。

ただ、一般的な女性用育毛剤の倍くらいの価格設定になっていますので、とりあえずはマイナチュレやルグゼバイブ、ベルタ育毛剤などを試してみて、それでも効果が見られない場合に使用を考える…というスタンスでいいと思います。

もし使用するのであればもっともリーズナブルなバイタルウェーブ、キャピキシル以外は既存の育毛剤に近いザスカルプ5.0Cあたりがおすすめになるでしょうか。

一応5種のキャピキシル育毛剤へのリンクを貼っておきますので、気になる人はチェックしてみて下さい。

また、後述しますがharu黒髪スカルププロのようにキャピキシルを配合した女性用シャンプーがありますので、シャンプーの改善や価格を含めればこの辺が落としどころのような気もします。

キャピキシルは女性も使用できますし効果も十分期待できるものの、価格が高いため他の育毛剤で効果が出なかった人の最終手段という位置付けでいいと感じています。

キャピキシル配合シャンプー haru黒髪スカルププロ

女性用を銘打ったキャピキシル育毛剤はないものの、非常に高い人気を誇る女性用シャンプー「haru黒髪スカルププロ」はキャピキシルを配合しています。

内容量は400mlとたっぷりでアミノ酸系洗浄成分にノンシリコン、そしてキャピキシルを含め22種のスカルプ成分を配合しながら価格は2,880円とリーズナブル。

私が知る限りキャピキシルを配合したシャンプーはこれだけなので、薄毛はもちろんフケやかゆみなど頭皮環境の悪化が気になっている女性にぜひ使って欲しいおすすめのシャンプーになっています。

どんなに良い育毛剤を使っていても髪の毛の土台となる頭皮に問題があると効果を十分に発揮できませんので、育毛のベースを整えるという意味でもharuスカルププロの使用を検討してみて下さい。

haru黒髪スカルプ・プロの詳細

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