ストレスが髪の毛に与える影響とその解消法

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ストレスを抱える女性

女性が結婚すれば専業主婦が当たり前だった昔と違い、現在は結婚し子育てをしながらも社会に出て働く女性が増えています。

仕事をすれば金銭面で余裕が出来るのはもちろん、やりがいを見つけたり社会や人との接点を持てたりと様々な恩恵がある一方で、身体への負担やストレスの増大、生活習慣や食生活の乱れなどといったデメリットもあります。

これらは髪や頭皮を不健康にし薄毛を引き起こす原因にもなりうるもの。実際、女性の社会進出に伴うストレスの増大によって薄毛に悩む女性が増え続けています。

ここではそんなストレスによる女性の薄毛に焦点を当てて書いていきます。

ストレスを排除することは不可能

仕事をする事でやりがいや人との接点が生まれるのは良いことですが、そこには責任感やノルマなどが付きもの。それらは時に自分を追い詰め多大なストレスを生み出す原因になってしまうこともあるでしょう。

また、様々な人と関われる事は自分の成長にとっても重要である一方、多くの人に接していれば当然「合わない人」「嫌いな人」が出てくるもの。

これが一定の距離を置いた人間であればまだしも頻繁に顔を合わせたり、常に一緒に仕事をしたりする上司や同僚だったりすることも多く、そのストレスが大きなものになるのは想像に難くありません。

女性の社会進出が進む裏でこういったデメリットも存在し、過大なストレスによって肌や髪が荒れ場合によっては薄毛を引き起こしてしまう可能性も。

働いていなくてもストレスはある

じゃあ専業主婦や実家で家事手伝い(無職)をしていればストレスはないのかといえば、決してそんなことはありません。

小さな子供がいれば育児に対する様々なストレスがあるでしょうし、場合によっては義理の親や近所付き合い、ママ友などがストレスの原因になることもあるでしょう。

独身の場合でも、実家暮らしで無職ともなれば親からの突き上げもあるでしょうし、将来への不安が重くのしかかります。

人間関係や「お互い様」という感覚が希薄になっている現代社会において、ストレスフリーの生活など不可能に近く、大なり小なりストレスと向き合って生きていく必要があります。

そのストレスが強くなれば髪の毛に悪影響を与えるのは必至。近年薄毛女性が急激に増えているのにはこういった背景もあるのです。

なぜストレスが薄毛を引き起こすのか?

ストレスが薄毛を引き起こす理由

そもそもストレスによってなぜ人はハゲてしまうのでしょうか?

ストレスというのは良くも悪くも“刺激”であり、適度なストレスに晒される状況下ではやる気が起きたり自己を守るために色々と行動したりと、プラスに働く面もあります。必要悪ともいえるでしょうか。

ただ、それは“適度”であって“過度”になってしまうと状況は一変します。過度なストレスによって複数の薄毛の要因が顔を出します。

身体へのストレスは自律神経によって守られていますが、このストレスが許容範囲を超えると自律神経が乱れ心身に様々な変調をきたします。この自律神経の乱れこそが薄毛と密接に関わっているのです。

ホルモンバランスの乱れ

過度なストレスにより身体を守るはずの自律神経が乱れると、女性にとって重要なホルモンバランスが乱れてきます。

髪の毛を太く美しく成長させるには女性ホルモンである「エストロゲン」が欠かせませんが、自律神経の乱れによってホルモンバランスが崩れると女性ホルモンの分泌が減ってきます。

一方でエストロゲンが減少すると強力な男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」が相対的に増えることに。また、エストロゲンはDHTの生成を抑制する作用があるため、それが減るとDHTが増えることも一因。

このDHTは男性の薄毛のほとんどを占める男性型脱毛症(AGA)の原因物質であり、女性の薄毛にも多く見られる女性男性型脱毛症(FAGA)の原因でもあります。

女性といえど少量の男性ホルモンを保有しており、様々な要因によりホルモンバランスが乱れ女性ホルモンの分泌が減ると、この男性ホルモンが悪さをする場合が。

過度なストレスを受けると生理不順になったりしますよね。あれはストレスによって女性ホルモンの分泌が減るから。それが長期にわたると、DHTが髪の毛の成長を阻害し薄毛を引き起こしてしまうです。

血流の悪化

また自律神経の乱れると緊張や興奮を司る交感神経が強まり、身体の血管が収縮し血行が悪くなります。それが頭皮への酸素や栄養の供給を妨げる原因となり髪の成長を阻害すると見られています。

育毛剤やスカルプシャンプーに必ずといっていいほど血行促進作用がある成分が入っているのは、こういった状況を改善し髪の毛に栄養や酸素を行き渡らせることが目的。裏を返せばそれだけ血行が重要ということに。

睡眠不足

強いストレスや不安によって眠れない…そんな経験はありませんか?

ストレスによって自律神経が乱れると、覚醒をもたらす交感神経が優位になるため、どうしても寝つきが悪くなります。何らかの不安が強いストレスになっているのであれば、それを強く意識しすぎて眠れないということもあるでしょう。

そんな睡眠不足、健康面はもちろん髪の毛に対しても悪影響しかありません。

髪の毛が最も成長する時間というのは入眠から3~4時間とされています。体の修復や成長因子の分泌が活発に行われるのがその時間帯だから。「睡眠のゴールデンタイム」という呼ばれ方をすることも。

しかし、ただ寝ればいいというわけではなく、その質も重要になります。質の高い睡眠を取ってこそ髪の毛の成長が促されるのです。

心配事や不安によって睡眠が浅い…こういう状況が続くと、頭皮の修復や髪の毛の成長が滞り薄毛になってしまう可能性が。

ちなみに、かつては夜22時から翌2時の4時間がゴールデンタイムとされていましたが、それは間違い。入眠時から3~4時間こそがゴールデンタイムという考え方に改められています。

上手なストレスとの付き合い方や解消法

ストレスを完全になくすこはできませんが、可能な限り減らすことで薄毛の改善が見込めます。しかしストレスを軽減させるのはそう簡単なことではありません。

ではどうやってストレスと向き合えばいいのでしょうか?

今の生活環境で大きなストレスを感じてるのであれば引越しや転職、離婚などによりその環境自体を変えてしまうのが一番手っ取り早いのですが、当然ながらそういう訳にはいきませんよね。

そうなると上手なストレス解消法や対策が必要になってきます。いくつか例を挙げておきましょう。

思い切り歌う

歌うことでストレス解消

多くの方が行っているストレス解消法に「歌う」があります。特に自分の好きな歌を大声で歌うのは嫌な事も忘れますし非常に効果的。

ただ、場所によっては近所迷惑だったり恥ずかしかったりするので、時間に余裕があればカラオケがベスト。それ以外であれば、家の外に声が漏れにくい部屋、車の運転中など多少の配慮と工夫は必要になります。

やはり思い切り声を出すというのはストレス解消になりますね。カラオケであれば1人カラオケで誰にも気兼ねすることなく思う存分歌うのがいいかも。

有酸素運動・スポーツ

ストレス解消の定番といえば運動やスポーツ。

これはウォーキングやジョギングなど典型的な有酸素運動や、テニス、バレーボールなどのスポーツでなくても、家の片付けや庭での作業など身体を動かすことならなんでもOK。

何かの運動や作業に没頭することにより嫌な事を忘れ気分が楽になりますので、ストレスを感じているのであればとにかく体を動かしてみてください。

友人などと遊ぶ

友達と遊んでストレス解消

仲の良い人と会ったり遊んだりすることもも非常に有効。もちろん恋人でも親でも友人でも構いませんが、可能であれば本音や愚痴を吐き出せる気の置けない人がいいでしょう。

友人と遊ぶといっても気を使う人だとかえってストレスが溜まる恐れがありますので、相手は選ぶようにしましょう。

物事の捉え方を変える

また、ちょっと高度な対応になってしまいますが「物事の捉え方を変える」という方法もあります。

これは「認知療法」としてうつ病など心の病の治療にも使われるもので、悪い方に捉えていた事柄を別の視点から見たり考え方の“癖”を変えたりすることによって、不安やストレスなどといった負担をかけない捉え方にしてしまうというもの。

例えば何か失敗をしてしまった時など「自分はダメな人間だ」「また失敗したらどうしよう」などネガティブな感情が湧き起こりがちですが、これを「誰でも失敗はする」「失敗を糧に次は成功させればいい」といったようにポジティブに捉えるようにするといえば分かりやすいか。

認知療法が効果を発揮するまでは数ヶ月から数年単位の時間がかかるため即効性はありませんが、徐々にでも捉え方を変えることができれば生涯にわたってストレスの根本的な低減が図れるのが大きなメリット。

可能であれば心療内科などでカウンセリングを受け、具体的な方法などの助言を受けるのがベスト。


ストレス解消法といってもやり方は様々。人によってどういった行動が良いのかは大きく異なるため、自分なりの方法を見つけることが重要になります。家に1人で籠っていると悶々としがちなので、とりあえず外に出てみるというのもひとつの手。

どんなことでもいいから、嫌なことを忘れ没頭できることを探してみてください。

ここまで挙げてきたストレス解消法や対処法はあくまでも一例ですので、ご自分に合う解消法を見つけて上手にストレスをコントロールして下さい。

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